運送会社で働くなら、「平均年収以上」を稼げる会社を選ぼう

laichi7700
男性乗務員・八作
男性乗務員・八作

今年発表された給与所得者の平均年収は460万円だそうですよ

ライチ
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このご時世、いろんな物の値段が高騰してるからね

せめて平均年収以上は稼ぎたいもんだよね

運送業界に就職や転職を考える際、多くの人が「収入が安定しているか」「仕事が自分に合うか」という点に注目すると思います。

しかし、ここで大切なのは「稼げる会社を選ぶ」という視点です。

ライチ
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結論、会社選びは“どれだけ稼げるか”が重要なんだよね

とくに、国や地域の平均年収以上くらいは稼げる運送会社を選ぶことを最低限の基準にしたいかな

男性乗務員・八作
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一部の高所得者が平均を釣り上げている平均年収よりも、中央値の方が実態に近いという考え方もありますが、運送業界の労働実態を鑑みると平均年収以上の額はいただかないと、今後も担い手が減るばかりになりますよね

この記事では、運送会社を選ぶ際に重視すべきポイントや、マネーリテラシーの観点から考えるべき理由について解説していきます。

日本の平均年収とは?

まず、日本の平均年収について簡単に触れておきましょう。

厚生労働省の調査によると、2024年現在の日本の給与所得者の平均年収は約460万円程度とされています。

ただし、この数字は業界や地域、世代によっても大きく異なり、地方では平均年収が300万円台に落ちることもあります。

ライチ
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この20年〜30年を見ても、日本の平均年収はほぼずっと横ばいくらいです

そのわりに物価高騰、社会保険や税金もアホみたいに(あえてアホと言います)上がっているので手取りは昔よりも少なくなっている傾向なんですよね

運送業界の平均年収

運送業界の平均年収は、全体の平均と比べるとやや低めになることが多いです。

中型トラック運転手の場合は、年収350万円~450万円ほど。

大型トラック運転手になると、ようやく450万円~600万円以上を稼げる感覚。

一方で、軽貨物ドライバーなどでは月収が20万円台前半と厳しいケースもあります。

このように、運送業界内でも業態や取り扱う荷物によって収入に差があります。

なるべく高収入を得られる会社を選ぶことができれば、将来的な資産形成において有利になるのは間違いないので、やはり会社選びが重要になってきます。

ライチ
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昔は、『3年勤めれば家が建つ、5年勤めれば墓が建つ』なんてブラックジョークがあったくらい、過酷で重労働だけど、その分リターンも大きかった業界ですが、規制緩和などの要因から運賃が下がり、運送業界で働く魅力がなくなったと言われる事もあります

男性乗務員・八作
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昔っていうと、バブル経済の頃ですかね

墓が建つくらい過酷でも、ものすごく稼げるから多数のなり手がいた業界だったんですね

ライチ
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現在は比較的にまともな給料を出す会社もあれば、生かさず殺さずみたいな給料の会社も多数あるといった業種になってしまったね

だから会社選びが大事なんです

なぜ平均年収以上を目指すべきなのか?

ライチ
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なるべく給与の高い会社を選ぶことが大事なのは、自分の大事な人生を労働のためだけに費やさないようにするためです

1. 貯蓄・投資に回せるお金を増やすため

日本の物価は年々上昇しています。そして今後もこの傾向は続いていくと思われます。

家賃、光熱費、食費といった固定費は避けられませんが、平均年収以上の収入があれば、固定費を支払ってもなお余裕資金を生み出すことが可能になってきます。

この余裕資金を貯蓄や投資に回すことで、急な出費に慌てる事もなくなりますし、精神的にも余裕ができ、老後の不安もなくすことができます。

投資のリターンが目に見えて大きくなってくる数年後には、誰もが憧れる早期リタイア(FIRE生活)も視野に入ってくるかもしれません。

2. 生活の質を向上させるため

平均年収以上を稼げれば、単なる生活の維持ではなく、生活の「向上」を目指すことができます。趣味や旅行、自己投資にお金を使うことで、より充実した人生を送ることができるでしょう。

ライチ
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“生かさず殺さず”の給与では人生を楽しめません

せっかくの自分の人生、充実した時間を過ごしたいですよね

3. 老後資金の確保

日本では老後資金として2,000万円が必要だと言われています。定年後の生活を考えれば、現役時代にしっかりと稼いでおくことが不可欠です。平均年収以上の収入があれば、これを現実的に目指せるようになります。

男性乗務員・八作
男性乗務員・八作

若いうちから月に3〜5万円でも新NISAにコツコツ積立てしていければ、老後の心配はほぼなくなると言われてますね

高収入を得られる運送会社を見極める方法

1. 求人票や会社の給与水準を確認

運送会社の求人を見る際には、年収や月収が具体的に記載されているかを確認しましょう。「手取り20万円以上」と書かれていても、手当や残業代込みの場合があるため、基本給をチェックすることも重要です。

男性乗務員・八作
男性乗務員・八作

ぼんやりしたような給与の書き方をされてるとアテにならないですよねー

ライチ
ライチ

残念ながら、労働力を安く買い叩こうとするデフレ脳の運送会社はまだまだたくさんあります

そういった会社は今後は人が集まらずジリ貧で、いずれ時間の問題で倒産に至ることにもなるでしょう

長く勤められる、しっかりした会社を選ぶべきです

2. 業務内容と給与のバランスを考慮

運送業界では、給与が高い会社ほど仕事がきついというイメージがあります。しかし、労働時間や仕事内容に見合った収入が得られるかを見極めることが大切です。

ライチ
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ハッキリ言うと、楽して稼げる業界ではないです

でも、慣れた仕事を淡々とこなして年収500万円以上という会社は普通にあるので、妥協しないで行動してみてください

田舎住みで会社の選択肢がない人でも、もし引っ越しできるなら都市部に引っ越すのも私はありだと思います

私は田舎から引っ越して人生のステージが変わりました

“収入を上げたいなら良きところに住もう”という格言もあります

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3. それなりに車両台数のある企業を狙う

車両の台数の多い大手の運送会社などは福利厚生が充実していることが多く、年収も比較的に安定して高い傾向にあります。たとえば、佐川急便やヤマト運輸といった企業では、努力次第で年収500万円以上を目指すことも可能です。

40代や50代でも若手扱いされるほど人手不足の業界なので、やる気さえあれば年齢を気にしないで規模の大きい会社を狙うのも良いでしょう。

ライチ
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私が勤めるタンクローリーの業界でも、50代の転職者がいますが、普通に勤めていれば1年もすれば年収500万円以上は普通にいきますよ

4. 口コミや評判を調べる

会社の評判や現役社員の口コミは非常に参考になります。SNSや転職サイトでリアルな情報を収集しましょう。

男性乗務員・八作
男性乗務員・八作

真面目に働いていて、人柄も良ければ他社の従業員からスカウトの声がかかるなんていうのもよく聞きますね

そうやって紹介した人、された人に特別にお金を出す会社もあるくらいです

もっとも、本当に良い会社はそんなことをしなくても勝手に人が集まるんですけどね…なんなら空きの順番待ちをしてたりします

「入社祝い金◯◯万円支給」といった人材募集をしている会社は、逆に考えるとそこまでしないと人が集まらない会社かもしれないので、情報を収集して本当に良い会社かどうか見極めましょう。

最初はお金をもらえて得をしたような気持ちになりますが、長い目で見るとトータルで損をするかもしれない会社は避けるべきです。

マネーリテラシーの観点から見る運送会社選び

高収入を得ること自体も大切ですが、それを「どう使うか」「どう増やすか」を考えることがマネーリテラシーの本質です。

そこで以下のポイントを意識してみましょう。

1. 収入と支出のバランスを見直す

収入が増えたとしても、支出が増えれば貯蓄に回すお金は減ります。今より高収入を得た際にも生活水準を上げすぎないことが重要です。

男性乗務員・八作
男性乗務員・八作

入ってくるお金が増えるとつい気が大きくなって、高い車とか買いがちですよね

でもそれだと生活が全く楽にならないのでNG行動です!

2. 節約、節税対策を学ぶ

携帯電話を日本通信SIMなどの格安SIM会社に乗り換えると月8,000円→2,000円ほどに節約できます。その他にも生活コストを見直せば月に数万円単位で節約できる事もあるでしょう。

数万円の節約=月収が数万円アップと同じことになります。

また、勤め人ができる数少ない節税としては、ふるさと納税もおすすめです。

年収が500万円くらいの人なら、ふるさと納税をすると人にもよりますが5〜6万円分ほどの返礼品を選べます。自分がどれくらい納税できるかは、ふるさと納税のポータルサイトなどで簡単に計算できます。

ライチ
ライチ

ふるさと納税は“難しそう”という先入観がありますが、やってみると簡単ですごく得するので、やってなかったことを後悔するレベルですよ

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3. 投資の知識をつける

高収入を得られるようになったら、貯金だけでなく投資を始めるのも選択肢の一つです。新NISAで株式投資など、リスクとリターンを考慮しながら資産運用を行いましょう。

ライチ
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もはや投資はマストです

労働だけでは庶民はなかなか裕福になれません

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稼げる運送会社を選ぶ際の注意点

1. 過剰な労働時間

給与が高い分、長時間労働を強いられる会社も少なくありません。健康を犠牲にして稼ぐことにならないよう、労働条件をよく確認しましょう。

ライチ
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あまりにも“残業ありきの給料”だと時間単価で考えると微妙な場合もあります

『心の余裕』を大切にできないほどの長時間労働はできるだけ避けるべきです

自分の『心の余裕』って本当に大切なんですよ

2. ブラック企業の存在

求人広告だけでは分からない「ブラック企業」も存在します。面接時に具体的な労働時間や給与体系を確認し、不安な場合は複数の会社を比較することをおすすめします。

男性乗務員・八作
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自分が社長になったつもりで、取引きしても良さそうな会社と条件などの交渉をする感じで面接に挑んでみましょう

あからさまに不利な条件を出してきたり、どこか不安や違和感を感じたら、もちろん自分を守るために取引きは無しです!

3. 資格取得の必要性

高収入を得るには、大型免許や危険物取扱者資格などが必要になることがあります。資格取得のための費用や時間も考慮に入れましょう。

ライチ
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資格を取ると収入が増えるのはもちろん、労働者の質も変わる印象があります

“資格フィルター”っていうのはありますね

例えば乙4の資格が必要な仕事は、性格が穏やかで常識人が多く、人間関係で悩まされる事は少ないかもしれません

タンクローリーの業界は規則が厳しいので、いい加減だったり横着する性格の人は務まらないので、冷静沈着な性格の人が多い印象があります

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運送業界で高収入を得るメリット

1. 将来への安心感

高収入を得られれば、経済的な不安が軽減されて、将来の計画も立てやすくなります。

ライチ
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お金の余裕は、心の余裕になります!

2. キャリアアップの可能性もある

運送業界では経験を積むことで、大型車両や特殊車両の運転手としてさらに高収入を目指すことができます。

3. 家族の生活を支える余裕

家族がいる場合、高収入を得ることで教育費や住宅ローンの負担が軽減され、より豊かな生活を送ることが可能です。

ライチ
ライチ

自分の収入で生活を支えることに余裕ができると、自己肯定感が高まります

妻もニコニコで喧嘩も少なくなります(笑)

まとめ:運送会社選びは慎重に

今回は運送業界で働くなら平均年収以上を稼げる会社を選ぶべき理由を解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

男性乗務員・八作
男性乗務員・八作

そもそもの話、トラックドライバーは危険と隣り合わせの仕事なので、平均年収以上は稼げて然るべきですよね

安く使われていいハズがない

ライチ
ライチ

うん、自分を安売りする必要は全くないですね

運送業界に転職する際、日本の平均年収以上を稼げる会社を選ぶことは、マネーリテラシーの観点から非常に重要です。

高収入を得ることで、生活の質を向上させ、将来への備えを万全にすることができます。

ただし、給与の高さだけでなく、仕事内容や労働条件、会社の評判も慎重に確認することが大切です。

ライチ
ライチ

運送業界は努力次第で収入を増やせる可能性がある業界です

この記事を参考に、自分に合った会社を見つけて、豊かな人生を目指してみてください!

ではまたっ、ピース!

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